2025年のカバキャンプは、BASIC、ADVANCEともに記念回となります!しかも、夏に同時開催!
第10回カバキャンプ&第5回鉄カバキャンプを覗いていただきありがとうございます!
上記の通り2025年でCABAcampは記念回を迎えます。だから、というわけではありませんが、今年もまた新たなチャレンジをします。一番大きな違いは、「キャンプが1泊ふえる」ことです。これまでは3泊のキャンプでした。子どもたちはその中で精いっぱい成長し、できることが増え、そしておうちのひとたちの元へ帰っていきます。それはとてもすばらしいことで、ある意味では「3泊でできることの限界までがんばった」姿だったと思います。でも、ひとつだけ、少し残念なことがありました。それは、「子どもたちが“ほんとうに生活できるようになった姿”」を、スタッフがしっかり見ることができなかったことです。「もう大丈夫!」「ちゃんと自分たちで生活してる!」という姿を、もっと見たい。そして、それを保護者のみなさんにも、自信をもってお伝えしたい。そんな思いからの、プラス1泊です。ぜひ、みんなで生活を作ってみてください。
oranjeでは、「10歳までにできたらいいな」なことは3つあると思っています。
一つ目は「元気なこころとからだをつくること」。元気があればなんでもできる、ということです。
二つ目は「生活に余力をつくること」です。これは、やりたいこと・がんばりたいことに自分の資本を思いっきりつかえるように、という意味です。
そして最後の一つは「大事なことを大事だと信じ切ること」です。例えば、食べ物は粗末にしちゃいけないよね、とか、お互いにお話はしっかり聞きあわないといけないよね、とかそういった類のことです。これは個人によって若干のばらつきはあると思いますが、「それはちがうやろ!」とツッコまれる余地はあまりないのかな、と思っています。(これは第9回カバキャンプの総括にも似たことを書いています。)
これがoranjeの考える子ども時代にできる〈ゆたかになるため〉の通過点だと思っています。これをフルバリュー(一生懸命やろう、感動しよう、変身しようの3つ)によって自己評価し、コンセプトに向かって突っ走るのが自由研究であり、カバキャンプです。この夏も、辛いこと、きついこと、寂しいこともあるかもしれません。でも、きっとそれよりも大きな喜びや成長、ゆたかさはたくさん転がっていると思います。たくさんみつけて、たくさん話してくださいね。
そして、鉄カバのみんなはいよいよそれを「確かに自分たちで」つくっていきます。スタッフの力も借りながら、でもまずは、自分たちの力を出し合いながらたくましく、そして楽しく過ごしてください。期待しています。
カバキャンプが、みなさんにとって
Challenge for Aliveness & Back home with Awareness
でありますように。
oranje代表/カバキャンプ統括 冨永 岳